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2006年8月

2006年8月31日 (木)

鎌倉へお出かけ

昨日は鎌倉に住んでいる大学時代の友人の所へ遊びに行ってきました。去年は夫と伊豆旅行の帰りに車で遊びに行ったのですが、今回は1人で電車で行くことに。

幸い夏休み中だったため、平日でもJR東日本の「ホリデーパス」が使えました。これは土休日と特定期間内の1日に限り、2,300円でエリア内の区間が乗り放題という切符です。初めて使ってみましたが帰りの切符を買う必要もないし(まあ、普段Suicaだからあまりこれは関係ないのですが)、場所によっては通常の料金よりも安くなるのでかなりお得感があります。

でもモバイルSuicaだと券売機が使えないのは不便ですね。Viewカードで切符を購入するとポイントが3倍たまるからこういう高額商品はできたらカードで買いたいのに…。みどりの窓口が混んでいたため、結局普通のSuicaにViewカードでいったんチャージし、Suicaで切符が買える券売機で購入しました。

赤羽で湘南新宿ラインに乗り換え、売店で買ったホットの紅茶を飲みながら電車に揺られることおよそ1時間半で鎌倉へ到着。弱冷房車だったので上着とショールと帽子で何とか凌げました。幸い新宿で座れたので紅茶を飲んだあとはひたすら寝ていました。さすがに夏休みも終わりで子ども達は少なめ。横浜で観光客らしき人が乗り込み、ガイドブックを広げていました。こういう情景を見るとやっぱり鎌倉って観光地なんだな、と妙に納得。

鎌倉に着いて友人に電話をかけるとタクシーで行った方が楽とのこと。早速タクシーに乗り込み、友人宅へ。家がお寺のため、手入れされた広い庭を横切ってこれまた広い客間へ。裏(というか、本来はこっちが裏なのですが)では参拝客が来てお参りしている気配がしていて、話し声が聞こえてきます。手土産を渡してお茶とお菓子をいただいてから二人でお昼を食べに外出。おいしいお蕎麦をご馳走になりました。

その後友人お勧めの足裏マッサージを受けに海へ。いやー、日本の砂浜へ行くことが10数年ぶりだったので最近の海の家にビックリ。テレビでは一応見たことがあるので知ってはいましたが、行ってみるとおしゃれなカフェやマッサージ、それにタイ料理の屋台などがあったりと昔ながらの海の家しか入ったことがない者にとっては「へぇ~」の連発でした。

早速足裏マッサージをおしゃべりしながら受けると「足が大分むくんでますね~」「老廃物がたまってますね~」といつもながらの指摘。マッサージしてもらうとゴリゴリと足の中に何が入っているんだ!?という音がしていて、やっぱり体質改善が必要だなぁ、と実感しました。終わると足が軽くなっていて楽チン。カフェで一休みしてから友人宅に戻ったのですが、その間もずっとおしゃべりしていましたが、突然昔のこととか思い出して楽しいひと時でした。

友人宅へ戻って足を洗ってから一息つき、色々お世話になったお礼を言ってタクシーで駅まで。折から土砂降りの雨が降ってきたので慌てて駅へ駆け込み、時間を見ると次の電車まであと15分ほど。「あ、職場とかにお土産買わないと。鎌倉土産ならやっぱり鳩サブレーだよね」ということで駅前の豊島屋へダッシュで行って鳩サブレーを購入。駅へ戻ったら2分ほどで電車が到着したので早速乗り込みました。

途中大船で始発の湘南新宿ラインに乗り換え、そのまま赤羽へ。赤羽で乗り換えて最寄り駅まで帰り、駅まで迎えに来た夫の車に乗って帰宅しました。

「今度は寺巡りがいいかね」と友人も話していたし、次回は着物で鎌倉、というのもいいかなぁ、とあれこれ考えています。

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構音(発音)の訓練

「言語聴覚士って、どんな仕事しているんですか?」と職業について話をすると必ずと言っていいほど聞かれます。だから言語聴覚士の仕事について知ってもらうためにもブログでも少しずつ仕事の内容などを書いてみようかと考えています。ただし、言語聴覚士の仕事というのはとても幅が広いため、あくまでも私の場合ということで読んで下さい。

言語聴覚士の仕事の中に「構音訓練」というものがあります。構音とは医学的な専門用語で、一般的に言われる発音のこと。ではなぜ発音と言わないかと聞かれると私もよく分からないのですが、口腔の操作についてより意識したものを指すため、という話を以前聞いたことがあります。

構音訓練を行う場合、成人は主に脳血管障害(脳梗塞、脳出血など)による麻痺によるもの(運動性構音障害)や交通事故などによる頭部外傷や顔面骨折、ガンの手術による後遺症が(器質性構音障害)といったケースが主です。たまに小児の場合に述べる機能性構音障害のケースもあるらしいのですが、私自身は訓練対象としてお会いしたことはありません(テレビや街などで「あれ?」と思う方はいらっしゃるのですが…)。

一方小児の場合は口唇口蓋裂(唇や上顎が生まれつき裂けている)などの器質構音障害や脳性麻痺などによる運動障害性構音障害というケースもありますが、多いのは機能性構音障害です。これは医学的には問題がないのに、幼少の頃より発現する発音異常、発音障害です。原因はよく分かりませんが、正しい音を出そうと本人が無意識のうちに試行錯誤しているうちに誤学習してしまうケースが多いようです。特定の音だけ出ることがほとんどで、たいていの場合は「かわいらしい話し方ね」「ちょっと舌足らず」と言われることがあっても見過ごされていることが多いと思います。

自然治癒するケースがほとんどなのですが、就学1年前になっても構音が不明瞭な場合は訓練の対象になります。お子さんについて気になる場合、一度保健センターやことばの教室などで相談されることをお勧めします。5歳未満だと訓練する場所が口の中、という見えない場所だけに難しいし、集中力を要するため飽きてしまうことが多いからです。またこの位の年齢になると文字も用いた指導も可能になり、本人も「自分がうまく言えていない」ということが分かってくるため訓練に対してモチベーションがつけやすいということもあります。

私の場合、4歳以下で相談があった場合は評価をして他の発達面の問題がないか確認し、状況に応じて食事指導をしたり(しっかり噛む、丸呑みさせない等)、シャボン玉や笛など、口腔を用いた遊びを行うようアドバイスします。また訓練の準備として数ヶ月に一度会う、といった対応をすることもあります。口腔の運動というのは数ミリ単位の協調運動であるため、身体を動かすことが苦手な子どもの場合は日常生活でしっかり身体を動かす(特にバランスを要する運動)、身辺自立の課題(食事、更衣、排泄など)を丁寧に行うといった指導を行うこともあります。

機能性構音障害の場合、専門家による指導を受ければ小学校高学年までなら完治すると言われています。期間も機能性構音障害だけのケースだと大体半年~1年前後でかなり改善してきます。成人でも指導を受ければ完治するケースも多いそうですが、中には日常会話まで般化しないこともあるようです。構音というのは一種の運動ですからやはり他の運動と同様、小さいうちから行う方がスムーズに行くものなのでしょうね。

ただしここで注意を要するのが機能性構音障害に発達障害を伴っているケースです。注意欠陥多動性障害(ADHD)や学習障害(LD)がある場合、構音の訓練に対して集中することが困難だったり、文字から音をイメージすることが困難なことがあります(これは音韻の障害もあるため、他の評価も必要になります)。また協調運動に障害があるケースも多いため、適切な位置に舌や口腔を動かせないことがよく見られます。以前小児の構音を主にしていた言語聴覚士と話をしていた時「どうもなかなかよくならないなぁ、と思っていたケースって今考えると発達障害だったかも」という話題になったことがありました。また、吃音(いわゆるどもり)を伴っている場合も吃症状の状態を見ながら訓練を進めていきます。

これを読んで「あれ?かすれ声とか声帯の問題は訓練の対象じゃないの?」と思われた方もいるでしょうが、実は専門的にはこちらは「音声障害」という別なジャンルなのです(もちろん重なっているケースもありますが)。こちらの方はまた別な機会に書くことにします。

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2006年8月29日 (火)

丸木俊作品

丸木俊回顧展で購入したデッサン画_small「サリーの女」をどこに飾ろうか夫と週末話し合う。

以前から「絵を飾るならここだよね」と言っていたLDKの壁に飾ることにする。他の額装(ブーケの押し花、鏡のウェルカムボードなど)もこの機会に飾ることにし、早速ピクチャーレールを購入することになった。

近くのユザワヤへ行ってみたが、気に入ったものがなかったためネットで注文。ぴったりのサイズに加工してもらえるし、品揃えも豊富なので部屋の雰囲気に合ったものが選べて大満足。

今日ピクチャーレールが届いたので夫が夜にレールを取り付け、絵などを飾ってくれた。しかしよく考えてみたら今の家に越して2年、結婚式をしてから5年近く経っている。ブーケの押し花とウェルカムボードにしたらようやく日の目を見た感じかもしれない。

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ようやく復活

先週ほとんど外出せずに1日の大半を文字通り「食べる、飲む、入浴する、寝る」を繰り返していたら、月曜日には何とか体調が戻ってきました。まだ頭痛が残っているものの薬を飲まなくても過ごせるようになり、大分楽に。

ただ冷房が強いとやっぱりダメですね。私の場合どうも冷えで頭痛が悪化するようなので、日焼け防止もかねて帽子をかぶり、上着を着て手袋をして極々弱く冷房をかけて運転して出かけました。電車で外出時にはこれに薄手のショールと使い捨てカイロも加わります。ズボンの下はシルクのスパッツ2枚。もちろん足下はしっかり靴下を履いてサンダルはほとんど履きません。足首にはこれにレッグウォーマーもつけることもあります。いやはや、全然夏らしくないですね。

しかし外出していると皆さん本当に薄着でビックリしてしまいます。ノースリーブ、襟が大きく開いた服、ミニスカート、クロップトパンツ、素足、サンダル…。うーん、とても私には真似できないです(襟が開いた服を着ることもありますが、そういう時は上着は手放せません)。屋外なら分かるのですが、室内でその格好って寒くないですか!?

あ、でも大多数の人にしたらこんなに着込んでいる私の方があり得ないんですよね。せめてアクセサリーや素材、色などで暑苦しく見えないよう、季節感を心がけています。

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2006年8月21日 (月)

モダン・パラダイス展

夫と竹橋にある東京国立近代美術館へ「モダン・パラダイス展大原美術館+東京国立近代美術館――東西名画の饗宴」を観に行って来ました。

倉敷市にある大原美術館は過去2回ほど訪れたことがあります。所蔵作品の質の高さに感動したのはもちろん、展示室の雰囲気や周辺の町並みもこの美術館に合っていて本当にお勧めの場所です。

出かけたのがお昼近くだったので美術館でまずチケットを買い、ちょうど来た丸の内のシャトルバスに乗ってお昼を食べに出かけました。このシャトルバス、なんと電気自動車なんです。乗ってみるとエンジン音がほとんどしないし、振動もないのでとても快適。しかも無料!近代美術館へはモダン・パラダイス開催時の土日祝日のみ停車するので、日程が合ったら乗ってみてください。

郵船会館前バス停で下車して丸ビルでランチ。なかなか気分よかったです。携帯電話でシャトルバスの運行状況が分かるので(しかもリアルタイム!)、それを参考にバス停へ戻り、車窓から東京見物を楽しみました。

美術館へ戻って早速絵を鑑賞。夫が音声ガイドを借りてくれたので二人で聴きながら回りました。収蔵作品が多い2つの美術館でも選りすぐりの絵が並んでいるので、とにかくすごいボリュームです。一通り見終わった時には二人とも「なんか、お腹いっぱいという感じだね」という感想でした。その後館内ガイドの方が常設展の絵の中の一部を解説してくれるツアーもあり、30分ほどだったので参加しました。

疲れたので帰りは再びバスに乗って東京駅へ。喫茶店で休憩してから帰りました。

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2006年8月18日 (金)

身体のフィードバック

今日は2週間ぶりにピラティスのレッスンへ行ってきました。お盆休み中も肩甲骨周りの筋肉を中心に自主トレをしていたせいか、大分腕の力が付いてきた、と嬉しいフィードバックをもらえました。

私の場合課題になっているのが左右のバランスの悪さ。肩周りは右側、股関節周りは左側の関節が緩いためかどうも支点が定まらない動きをしてしまいます。自分でも動かしていてきちんと動かしている、という身体からのフィードバックがないため、動きがばらばらになってくるのが指摘されてから分かるようになってきました。

コーチングでもフィードバックを重要視しますが、リハビリの世界では身体からの情報についてもフィードバックを意識して考えます。

例えば私たちがなぜことばを話せているか、と言えば相手に話していると同時に自分の耳でも話していることを聞いているからです。耳からの情報を元に筋肉は音量や口腔の動きをコントロールするために働き、その結果として声を形作っていきます。

ところが聴覚障害があると自分の声を聞くルートがないために自分がどのように発声しているのかをフィードバックできません。だから構音(専門用語では発音と言わずに構音と言います)に問題があるケースが多く見られます。中途失聴のケースは小さい頃学習しているので比較的構音の問題は少ないのですが、失聴の期間が長いと自分の声を忘れてしまうようで、早口になったり声の高さのコントロールが難しくなってくるケースもあります。

よく考えてみれば運動する筋肉自体には問題がないはずですから、理屈上は私たちと同じように発声できてもおかしくないのです。やはりそれは音のフィードバックがないということがいかに発声発語に影響を与えているか、ということになります。

実際聴覚障害の子ども達も生後半年前後には喃語という赤ん坊が発する「アー」「ウー」といった声を出すそうなのですが、自分の声が聴けないのでつまらなくなるのか、次第に声を出さなくなるといいます。

同じようなことは脳性麻痺にも言えます。日常会話を理解し、文字を理解するような知的レベルの人でも、自分で随意的に発声をした経験がないと音のイメージが付きにくいのです。そのためパソコンで文字を入力することが困難なケースも出てきます。そのようなケースではトーキング・エイドというキーボードを押すと声が出るような福祉機器を導入し、音のイメージをつけるようなアプローチを行うこともあります。

コミュニケーションというのは結局は自分がしたことが相手にどうやって伝わり、それが返ってくるかまでが1つの意味のユニットなのだと私は考えています。それは人と人との間もそうですが、自分の脳と体の間についても言えていて、うまく行かないことで何らかのトラブルが出てきてしまうのだと思います。

という訳なので、このブログも一方通行なのはこちらもどういうことを書いたらいいのか分からなくなるので、よかったらフィードバックをもらえるとありがたいです。

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2006年8月17日 (木)

お茶会とカレーパーティー

昨日は元職場(今は派遣元)の人たちが2人遊びに来てくれました。1人は職場の元上司(PTの男性)。もう1人は元同僚(OTの女性)。彼女は11ヶ月の子ども(女児)を連れて来てくれました。

この時期は大分子ども達の個性もはっきりしてくるので、見ていて本当に飽きないですね。初めての場所だったせいか、子どもはやや緊張気味。でも人見知りのピークは過ぎたとのことで他の人に抱っこされても泣かずにおとなしくしていました。

おやつにバナナを出したら嬉しそうに食べてくれて、最後は「もっとちょうだい」と言わんばかりにフォークを持ってママの顔を見たのにはビックリ!この位の年齢でもフォークという道具を用いて母親とコミュニケーションを取ろうとするんだなぁ、と妙に感動してしまいました。

途中手土産に持ってきてもらったアイスを大人たちが食べていたら指差して手を伸ばしてきたのでママがアイスを持たせたらきっとビックリしたのでしょう。予想外の冷たさに「ワアッ!」という感じでしばらく固まっていました。

それと物を観察したり、初めての物に対して警戒する様子を見ていて発達障害の子ども達ってやっぱり衝動性が高い子どもが多いよな、彼らなら物を見た瞬間に手が出てくるし…と思いながら様子を眺めていました。試しに紅茶のクッキー(彼女にとって初めての物)を皿の上に出したらしばらくジーッと見つめてから皿を持って引き寄せ、大人が食べている様子を眺めて、それからようやく手を出して表裏を眺め…ということをしていました。その後元上司が「パクッ」と食べたらすごく驚いたようで、食べた後の口元をじっと見つめていました。

そんな様子を見てきっと彼女にとっては日々新しいことの発見の連続なんだろうな、そして世の中は色々不思議なことに満ちていて、新しいことを学習していくことにワクワクしているんだろうな、と思いました。

毎日の生活の中ではつい「また同じこと」と思いがちです。視点を変えれば毎日迎える日が未知の物であることを彼女の行動を見て気づかされました。大人も負けてはいられないですね。日々ワクワクできるように生活していかないとだな、と思いました。

夕方、OT親子は子どもが疲れるだろうからと一足先に帰宅。その後は元上司とあれこれ仕事談義をしながらリクエストに応えてカレー作り。我が家は夫が肉嫌いなのでシーフード・カレーが多いのですが、今回は買い置きのグルテン・ミート(小麦や大豆タンパクで作ったベジタリアン用の肉)を使って作りました。

普段は夫と2人、ほとんど1日中同じ屋根の下にいるので(さすがに部屋は別ですが)来客があると新鮮でいいですね。それに人が来ると部屋を片付けたり掃除するから私にとってはいい動機付けになっています。

でも来客嫌いのミーちゃん(猫)は今回も夫が抱っこして子どもの方へ近寄ったら早速「シャーッ!」と威嚇していました(ああ、ミーちゃん…)。

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2006年8月14日 (月)

南浦和のお店

昨日は夕方から夫とお出かけ。コーチング仲間と南浦和のZANというお店で3人で飲んでいました。

ここ数年でさいたま市もおしゃれなお店が増えてきました。今回行ったお店も焼酎と梅酒が充実していて、食事もフレンチ出身のシェフが担当しているとのこと。入店時は開店まもなくなったので空席が目立っていましたが、しばらくするとお客さんがたくさん入ってきました。

メニューは若者を意識してかやや肉が多め。でも魚系のメニューもいくつかあったのであれこれ頼めました(夫は肉がダメなので×な物が多い)。

夫はおとなしいタイプなのでこういう時は「とってもいい人」という感じに映ります。うーん、ちょっと悔しい…。いつもニコニコしていて物事をいい方にしか捕らえないからかなぁ。サポータータイプで体性感覚が優位な人なので反応もゆっくりなのですが、そこへ私が突っ込んだりイライラすると私が意地悪しているような感じになるから余計そう見えるのかも、と思っています。

今回一緒に飲んでいた人にも「こんな人がパートナーだといい」と言われてしまい、ちょっと複雑な心境でした。

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2006年8月13日 (日)

NHKの手話番組

「すくすく」を見ていたら続けて「みんなの手話」という番組をやっていたのでそのまま見ていました。見ていると「ああ、そうだった」と思い出すものもあれば、「ああやって表現するんだ」と始めて知るものもあり、夫も興味深げに眺めていました。

手話は正式に習ったことはないのですが、言語聴覚士の専門学校へ通っていた頃聴覚障害者の発声発語訓練を実習に取っていたため、彼らと話をする必要に迫られて簡単なものだけ覚えていました。みんなとても親切で手話の速度をゆっくりしてくれたり、「それ違っているよ」とか教えてくれました。たまに「君の手話はまだまだ赤ちゃんだね」と言われたり、からかわれたりもしましたがそれはそれで親しみを込めて接してくれていたことが嬉しかったです。

その頃実習担当の先生が飲み会を主催してくれたのですが、聴覚障害者が20名近くいたのに対して健聴者はたった3名(実習担当の先生+実習生2名)。当然主な会話は手話で交わされます。手話が第一言語のメンバーばかりなのでとにかく早い早い。一体何が話されているのかまったく分からず、口話ができる人に通訳してもらってようやく話の内容が分かるような状況でした。

そうやって分かるのはワンテンポ遅れるので心から楽しめない時もあるんですよね。お笑いでジョークを説明されて分かっても面白くないのと同じで、やはりその流れで分からないと楽しさが味わえないこともありました。

ただ日常生活では聴覚障害の人たちは私が体験したようなことがよくあるのです。そこからコミュニケーションのすれ違いが生じてしまいます。また聾者(手話を第一言語にしている人たち)が使う日本手話には助詞をあまり使わない、日本語と語順が違うことがあるといった事情などから日本語の細かいニュアンスが伝わらないことがあるのです。

聴覚障害の人たちとコミュニケーションをするには色々配慮が必要ですが、それは他の障害の人や障害がない一般の方たちとコミュニケーションをする上でもとても役に立つと私は考えています。

手話というと堅苦しく考えがちですが、1つの言語として習ってみるという動機でもいいと思います。以前ある聴覚障害の人からも「ボランティアとして役に立ちたい、という動機で始めた人は堅苦しくなりがちだし習った手話に固執されることが多い。手話って面白いな、という動機ではじめた人の方が付き合っていて楽しい」と言われたことがあります。簡単なことばでも分かると楽しい、片言でもやり取りができるというのはコミュニケーションの基本的なものです。

英語などの外国語を学ぶのもいいですが、その中に手話という選択肢も加えてみるのはいかがでしょう?

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2006年8月12日 (土)

子どもは隠れるのがお好き!?

夜夫とテレビを見ていたらNHK教育テレビ「すくすく」という番組で子どもはなぜ隠れたがる?というテーマの放送がありました。

「そう言えば私も暗くて狭いところ、好きだったな」と私が言うと夫はちょっと驚いた様子。「ええっ、なんで?」と聞かれてしまいました。子ども達が箱や袋、引き出しに入っている様子を見て「なんか猫みたいだねぇ」と言い出し、二人で「確かに。うちのミーちゃん(猫)が隠れる場所と同じだね」と笑っていました。

私の場合は落ち着くから、というのと誰にも邪魔されずに本などを読みたかった、というのが理由だったのですが、テレビでは他にも自立心を育む、大人の目を意識しないでのびのびと振舞えるといった効用を述べていました。

そんな理由付けはさておき、とにかく暗くて狭いところって怖いけれどワクワクする楽しい場所でした。テレビに出ていた保育園の子ども達もニコニコしたり興奮しながら遊んでいました。建物自体も工夫されていて、建築家も子ども達の発達過程を考えて設計されたことが紹介されていました。

今の社会は子どもを守るために安全性や大人の目が届くことがどうしても優先になってしまいますが、せめて家の中だけでもこんな場所があるといいのかな、と思いました。

今回の放送を見逃した方、18日(金)13:05~13:35に再放送があるそうなので機会があったら見て下さい。

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2006年8月11日 (金)

そろそろお盆休み

世間はもうすぐお盆休みですね。ラジオで交通情報を聞いていると渋滞情報が増えてくるので季節の移り変わりを実感しています。街を歩いていても「○○日~△△日までお休みします」という張り紙を見かけるようになってきました。

こういう時に意外と大切になってくるのが病院関係の休診日です。かかりつけの病院もお盆になると休診になったり診察時間が短縮されるので、あらかじめ電話などで休みを確認しておくようにしています。休みの前後は診察も混むので予約できる場合はできるだけ避けるようにしています。

ただ私が勤務していたのは公立病院だったり半官半民の施設だったのでお盆は関係なかったんですよね。むしろ職種毎に最低1人は出勤するよう要請が出ていたので(もちろん1人の場合は仕方ないですが)、話し合ってシフトを決めていました。逆にお盆の方が「父親が休みだからこの機会に訓練を見てほしいので予約を入れたい」という要望も意外と多かったため、私はできるだけお盆は勤務するようにしていました。

そう言えば以前救命救急センター併設の病院に勤務していた頃は、この時期になるといつもは他の病院にかかっている人たちが殺到していて、救急外来にはぐずる子ども達とグッタリした親御さんたちで外来が満員状態でした。なぜか子どもって普通の病院がやっていない時に限って具合が悪くなるんですよね。親にしたら「なぜこの大変な時期に!?」と思うでしょうし、医療費も救急+時間外+初診料+…と特別料金がどんどん加算されていくので気が気じゃないというのが本音でしょう。

そういうこともあってかこの時期の救急外来は心なしか殺気立っていて、そこを通らないと帰れない身としては待ち合いからの視線はとても痛かったです。いや、こっちも残業してようやく帰れるんだし、お盆で人少ないからやることはいつもより多いんですけど…と心の中でつぶやきながら急ぎ足で帰路についていました。

いい思い出と言えば人が少ないので妙に居残り組みで連帯感が湧くこと。「世間は休みでも、がんばっている私たち」ということで、それまでは苦手だと思っていた人と話すきっかけができてそれ以降気軽に話せるようになったり、ドクターと普段できない話ができたりとそれはそれで楽しい時間でした。

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2006年8月10日 (木)

甲子園(全国高校野球選手権大会)

夏の甲子園、いよいよ始まりましたね。私はもっぱらラジオで中継を聞いています。プロ野球は全然聞かないのですが、なぜか高校野球はつい聞いてしまうんですよね。

小さい頃は高校生たちが試合をしている様子を聞いているとすごいお兄さん達というイメージがあったのですが、ふと気づいてみると選手達が半分くらいの年齢になっていて「キャ~ッ!」とちょっとショック。あと10年もすれば「お母さんと同い歳」と言われてしまうんだろうな…(今でもお母さんが16歳で子どもを産んでいたら、お母さんと同い歳というケースもあるのですが)。

一時は強豪校やスポーツ推薦がある高校ばかり勝ち進んで甲子園に出場するため、地元から離れて進学する「野球留学」という現象が問題になっていました。今もそういうことはあるのでしょうが、最近は小さな町の高校が出場して勝ち進むようになったので多様化が進んできたな、と感じています。

ラジオを聴いていても「小さい頃からずっと顔を知っている地元の子ども達が甲子園に出るからバスを仕立てて応援に来た」という話があると甲子園ならではだな、と感じています。

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2006年8月 7日 (月)

東京湾納涼船に乗ってきました

今日は着付け教室の友人達と東京湾納涼船に乗ってきました。平日だから空いているかと思いきや、乗り場へ行くとすごい人でした。夏休み、ということもあって家族連れや学生グループらしき集団もちらほら。列に並んで乗船するような状態でした。

日曜日~木曜日は浴衣で行くと1,000円割引になるというので浴衣姿の人も多く(もちろん私たちも浴衣)、華やかな雰囲気でした。今は本当に色々ながらの浴衣がありますね。年配の方の渋い浴衣姿も素敵でした。

レストランや個室は予約してもらった時点で満席だったということなので、フードチケットを買い、デッキに上がって屋台で適当に食べ物を買って食べていました。食べ物は色々な種類があり、デッキごとに名物があるのでそこを狙っていくといいです。ただとにかく人が多いので、食べ物や飲み物(飲み物は飲み放題でした)を取りに行く人、場所を取りに行く人、と手分けした方がスムーズです。

私たちは最上階のデッキに出ました。ここはテーブルが置いてあるのですが、人に対してテーブルが少なかったので、子ども連れだとちょっと大変かもしれません。私たちのグループも1人子ども連れでいらした方がいたのですが、幸い席を開けてもらえたのでテーブルに食べ物を置いて食べることができました。浴衣だとこぼして汚すのが怖いのでこの辺は気をつけた方がいいと思います。

イベントもありますが、やはり夜風に吹かれながら夜景を見ることができたのが一番でした。レインボーブリッジを下から見上げたり、羽田空港から離着陸する飛行機が間近に見えるのは船ならではの醍醐味。浴衣で行けば1,500円で飲み放題という料金を考えれば十分元が取れたような気になりました。

でも屋形船を見かけるとやっぱりあっちは風情があっていいですね。来年はお金を貯めてチャレンジしたいものです。

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2006年8月 6日 (日)

経験のシェア

8月6日といえば広島原爆の日。各地で催し物が開催されました。昨日記事に書いた丸木美術館でもひろしま忌というイベントが行われました。

被爆者の平均年齢73歳という状況の今、次の世代に原爆の経験をどう伝えていくかが課題になっているそうです。昨日テレビを見ていたら広島の小学生の50.4%が原爆投下の日時を知らない、という調査結果が報道されていました。確実に世代間のギャップが進んでいることがこのことからも伺えます。

テレビでは若者たちがラップでのライブやバーなどでの被爆者との交流といったより受け入れやすい形で被爆体験をシェアしようと取り組んでいる姿も報道されていました。それを見ると相手に合わせて柔軟に考えていくことも大事だな、と思いました。

コミュニケーションにおいて互いに共感できる経験をしているかどうか、というのはとても大切なことです。いくらある人にとって大切だと思うことを訴えたとしても、相手がそれを受け入れられるだけのベース(コーチングで言うファウンデーションですね)がなければ理解することが難しくなります。

原爆のことに限ったことではありませんが、人間というのは自分が似たような経験がなければ状況を想像することが困難になります。また、辛い経験というのは経験した本人もことばにできるまで時間がかかるため、被爆者の中にはこの時期になってようやく自分の経験を語り始めた人もいると聞きます。

経験をシェアすることに必要なこと-それは想像力と物事を関連付ける能力だと私は考えています。授業や勉強会などで障害体験などをすることがありましたが、いくら体験をして想像をしてみても日常生活に戻れば忘れてしまうことも多いものです。

忘れないで自分のものにするにはそこからなにが分かったかを明確にし、意識的に考えていくことがポイントになってきます。つまり言語訓練やコーチングと同じ方法が有効なのです。

脳というのは鍛えれば鍛えるほど力を発揮する器官です。ただしこれはその人の認知の状態や情報処理の方法に合ったトレーニングする状況で初めて言えることです。

今の日本では自分の情報処理に合わせたアプローチというのはなかなか機会がありませんが、経験してみると頭の中がクリアになります。この経験をもっと多くの人とシェアしたいものです。

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2006年8月 5日 (土)

丸木俊回顧展―原爆の図 丸木美術館支援チャリティー

今日は午前中に診察に行った後、夫と大宮へ丸木俊回顧展―原爆の図 丸木美術館支援チャリティーを観に行って来ました。

昨年美術館は存続の危機に立たされていたのですが、マスコミによる報道により多くの人から支援があり、危機は脱したそうです。しかし今後さらなる支援の手を広げるためにチャリティー絵画展が企画されました。

丸木美術館へはちょうど2ヶ月ほど前に出かけており、原爆の図も観てきました。よく晴れた気持ちのいい日でしたが、原爆の図という重いものと向き合わなければならない、という感情も左右してか館内はとてもひんやりとした雰囲気でした。館内に人がほとんどいなかったこともあったのかもしれません。

そんな中私が心惹かれたのは丸木位里氏の母、丸木スマさんの絵でした。70歳を過ぎてから息子の妻である俊さんの勧めで描き始めたそうですが、その明るくてあっけらかんとした絵を前に「丸木位里さんのお母さんってこういう絵描くんだ。原爆の図とはずいぶん対照的だな。どうしてこんなに違うんだろう」と不思議に感じました。またご夫妻が使っていたアトリエに座り、窓の外から見える都幾川を眺めながら、原爆の図ばかりクローズアップされてしまったことは果たして丸木夫妻にとってどういう意味があったのだろうか、とも考えてしまいました。それ位館内は静かで穏やかな雰囲気に包まれていたのです。

そういうこともあってか、今朝の朝日新聞の記事を読んですぐに「行ってみよう」という気持ちになりました。

今回原爆の図以外の絵を観て俊さんの絵の色彩や画風の明るさにまさにスマさんとの共通点を感じました。位里さんが俊さんと結婚した理由はもちろんお互いの才能に惹かれ合ったのかもしれませんが、もしかしたらこの母親と同じ明るさを持つことも関係があるのかもしれない、と思いました。

同時にデッサン力の確かさを改めて感じ、だからこそあの原爆の図が描けたのだな、とも思いました。企画された画商の高橋さんの話によると俊さんは原爆の図の前は当時日本の信託統治領であったパラオで生活されていた時期もあり、元々は明るい画風の絵が多かったのだそうです。

そんな俊さんの画風を決定的に変えた原爆というものは本当に恐ろしいものだったのだな、と思いました。お陰で新しい視点から原爆の図を眺めることができそうです。そのうちまた行ってみよう、という気持ちになりました。

中にとても気に入ったデッサン画とマグカップがあったので購入することにしました。美術館にも売り上げの一部が寄付されるそうです。我が家に初めて美術品がやってくることになるので、今から楽しみです。

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2006年8月 2日 (水)

夏休み子ども科学電話相談

毎年夏休みになるとNHKのラジオ第一放送で「夏休み子ども科学電話相談」という番組が始まります。

子ども達が疑問に思ったことを専門の先生方に質問をして回答してもらう、という番組なのですが、聴いているとやり取りが楽しくてついつい時がたつのを忘れて聴き入ってしまいます。

私が面白い、と感じるのは2つあります。

1つ目はアナウンサーと子ども達とのやり取りです。仕事で会うのが質問-応答が苦手な発達障害の子どもたちなので「あ、この年齢でもこういう質問に受け答えができるんだ」と驚くことがたくさんあります。もちろん保護者の方とあらかじめ準備をして電話をかけているとは思いますが、適切に答えている様子を聞いていると感心してしまうことが多いです。

2つ目は専門家と子ども達とのやり取りです。いくらその分野に興味があるとは言え、低学年の子ども達には専門用語は難しいし、まだ学校で習っていないこともたくさんあります。一生懸命説明しても子ども達に「分かんない」と一蹴されることもしばしばで、厳しい条件をクリアしながら説明している先生達の苦労は本当に大変だろうな、と思いながら聴いています。

そして質問の内容を聞いていると低学年の子どもほど「どうして夕焼けは赤いの?」とか「風はどうやって吹くの?」といった漠然とした内容でしかも説明が難しそうな事柄が多いので、先生方はどうやって説明をするのかも興味津々です。対照的に高学年の子ども達は具体的で先生達もかなり高度な内容まで突っ込んで説明していました。「つまりこういうことですか?」といった確認をする子どももいて、会話のスキルも高かったです。

こうやって考えてみると会話の能力というのは本当に様々な要素で成り立っていて、人間というのはそれを瞬時に判断して会話を進めているということがよく分かります。

もちろんラジオ番組に電話をかけて質問しよう、という積極的な子どもたちだからもしかしたら一般的な基準よりもコミュニケーション能力が高い子ども達かもしれません。でも会話を聞いていて会話を成立させる条件とは何か、といったことを考えるにはとてもいい機会なのでぜひ聴いてみてください。

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2006年8月 1日 (火)

原稿を書いています

某専門誌に載せるための原稿を書いています。

締め切りまではあと1ヶ月あるのですが、字数が8000字と多いので書ける時に少しずつ書き溜めているところです。

元々スタートダッシュは早いのですが、中だるみする傾向があって締め切りの頃にラストスパートをかけて仕上げるというパターンになりがちだから、という自分の性格を知っていることもあって早めに準備をしている、というのもあります。

内容は発達障害児に対する支援や言語やコミュニケーションについて、あまり他の本などには書かれていない現場で働いていた立場からの意見が書けたらと考えています。

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はじめまして!

ブログを作成しました。

コミュニケーションに携わる仕事をしてきたので、それについて書いたり、日常生活で感じたこと、気づいたことを書いていこうと考えています。

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