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2007年2月

2007年2月21日 (水)

自宅セミナー第二弾

1月の交流分析に続き、3月17日はアンコーチャンブルな人への対処法というテーマで自宅セミナーを行います。

言語聴覚士という仕事柄か、はたまたコーチングの勉強をしているせいなのか最近何かと人間関係やコミュニケーションに関して相談されることが多くなってきました。発達障害関係の掲示板を運営していることもそれに拍車をかけているようです。

そういった相談事をされて感じるのは発達障害などのコミュニケーション障害についてもっと世の中の人が認識・理解していればこのようなトラブルがもっと減らせるのでは、ということです。

発達障害の掲示板などでも「どうも同僚や部下がアスペルガーなどの発達障害らしく、こちらが注意しても全く伝わらない。強く言うと泣いたり逆切れされて困っているが、どうやって指導していったらいいのだろうか。場合によっては病院へ行って診断をしてもらうようにしたいが、その方法も知りたい」という相談は多く書き込まれています。

そして夫婦の不仲で悩んでいるケースで実は夫婦(または恋人)のどちらか、あるいは両方が発達障害の可能性があったり、確定診断というレベルではないけどその傾向があるという話は割と多いものです。「話がかみ合わなくて困っているが、どうしたらいいものだろうか」「夫と話し合ってもまともに取り合ってくれない。もう限界です」という相談も数多く寄せられています。

実はこのように本人に自覚がないケースが一番難しいのです。当人ももちろん困っていることもあるのですが、周囲の人間で一番問題だと感じている人が苦しむものなのです。

そしてこのようなケースではコーチングのスキルはそのまま使うことはできません。まずは一番問題だと感じて相談してきた人に対して支援を始めていきます。これは家族療法的な考え方で、家族や組織を1つのシステムとしてその機能を変えていくことでシステムの問題を改善していくための手立てを考えていくものです。

実際発達相談などでケースを担当すると子どもに療育をするためにはまず家庭環境を整える必要があることがあります。つまり親を指導するのですが、親自身もコミュニケーションにトラブルを起こしやすい傾向のある場合は子供の指導をしつつ、親にも自分で考えていくよう促していきます。

ところが発達障害が絡むケースの場合、自力では考える→目標を設定する→現状を把握する→問題点を整理する→課題に取り組み、進捗状況を確認する→目標へ向けて再確認をするとった一連の作業がとても難しい人が多いのです。このようなケースに一般的なコーチングを行うとどんどん行き詰っていきます。

そのためまず自分で責任を取って何か行動を起こすことから支援していきます。自分で考える経験がないというのは周囲から何か言われて行っているため、本当の意味で自己責任を経験したことがないのです。そういうケースの場合、話を聞いていても思いついた順に話していることに加えてオートクライン(自分で言ったことを自分で聞いてまとめていく)が働かないために話すことで整理をつけられない、という特徴もあります。結果として周囲の人たちが業を煮やしてあれこれ手助けをしてしまい、本人はそのレールに乗っかってしまうということになってしまうのです。

このセミナーではこのようなケースに対して支援する場合のポイントや第三者機関などを紹介していけたらと考えています。

興味のある方はこちらまでご連絡ください。

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2007年2月11日 (日)

声のセミナー、第一回終了!

こちらのブログでも紹介していた声のセミナー第一回が無事終了しました。当日は参加者の皆さんから熱い質問が飛び交いました。

講義してみて実感したのは声は大事だという認識はあってもどうやったらいいのかが分からない人がとても多いのだ、ということ。そして知識がないために自己流で試行錯誤をしてかえって声を出す器官に負担をかけていることも多いということでした。

参加者からの「こういうことは誰も教えてくれなかった」という言葉がとても印象的でしたし、声がどのような仕組みで出ているかを案外知らない人が多かったことも私にとっては驚きでした。

でもよく考えてみれば私自身も長年音楽をやっていたから多少は音について知識はあったものの、医学的な知識は言語聴覚士の専門学校に入ってから知ったことでした。

そして今回一番感じたのは「一般の人に医学的なスキルを教えるのは意味がある」ということです。医学的なものの見方や治療で使うスキルというのは日常生活でも役に立つことがたくさんあります。病院では治療の対象にはならない人たちでも悩んでいることは意外に多いものです。そういう立場の人たちに現場で身につけたものを伝えていけたら、と思いました。

第二回が3月にあるので、参加者の声がどのように変わっているのか今から楽しみにしています。

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