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2007年4月21日 (土)

声のセミナー

今日は4月と5月に行う声のセミナーの第一回。場所も有楽町の東京国際フォーラムになって最寄り駅からも乗り換えなし(快速だと向かいのホームの山手線に乗り換えますが)で有楽町まで行けるため、かなり快適でした。

会場の東京国際フォーラムと言えば大きなイベントなどに使われることもあってか、広いしとてもきれいでした。案内係のお姉さんたちもいるわ、講座名も電光掲示板で案内されているわで、講師としても「今日ここでセミナーやるんだぁ」と気分がよかったです。やっぱり雰囲気も大事な要素ですね。

昼食を摂ってから会場入り。色々準備をしているうちに時間がきてセミナー開始。今回も自己紹介や声に関する悩みを話してもらい、次にいい声について考えてもらう時間をとりました。

今回は前回時間がなくてできなかったコーチング的な要素を取り入れながら行ったこともあり、「いい声とは何か」ということについて色々な意見を引き出すことができました。これで気づいたのは多くの人は「いい声は生まれつきのものである」「いい声の持ち主は特別な人だけ」という考えの人が多い、ということでした。

しかしいい声というのはそういうものではありませんし、唯一絶対のものでもありません。この講座の目的は「いい声を目指してもらう」ことですが、いい声についてのイメージを明確にすることも大事なことだな、と改めて感じました。実際自分の声について評価してもらうと、皆さん私の評価よりもずっと悪く評価していました。

解剖などの講義を終えてから評価に入ったのですが、ここで重大な事実が判明。なんと会場の半数以上の人が裏声で話していました。中には「今日はなんか疲れやすい、と思って話していた声は実は裏声だったんだ!」と新たな発見に驚いていた人もいました。

実はこれも私にとっては驚いたことの一つでした。私は元々絶対音感などを持っている上に音楽も幼い頃からやっていたこともあってか、人の声を聞いてすぐに音域や地声か裏声かが判別できるのです。しかし大多数の人にとってはこれは難しいことだったのですね。自分の強みも発見できて「あ、こういうことが言語聴覚士の仕事に生かされているんだ」と実感できました。

その後はエクササイズなどで自分の声の出し方の特徴や改善のための宿題などを出して、前に出て1ヵ月後の目標を宣言してもらってから終了しました。

2回連続参加の方に感想を聞いたら「断然こっちの方がよかった!」と言ってもらったので、ホッとしています。

反響も上々でしたので、急きょ6月と7月にも声のセミナーを開催することになりました。興味のある方はこちらまで。

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コメント

 はじめまして。
 偶然貴HPを拝見しました。
 私も声を使う仕事に携わっておりますが、近年テレビに登場する女性アナウンサーの裏声が耳障りでたまりません。
 特に朝7時台のNHK「おはよう日本」は、ひどいと思います。
 加賀美幸子さん・広瀬修子さん・山根基世さんのように、
聞き手を安心させる地声のアナウンサーが、かつてのNHKには数多くいたのですが・・・・・ 

 「声のセミナー」、すばらしいですね。
 一層のご活躍を祈ります。

投稿: かせたに | 2007年6月26日 (火) 18時35分

かせたにさん、コメントをありがとうございます。

「ラジオ深夜便」を聞いていると往年のNHKアナウンサーの落ち着いた声が聞けてホッとしますよね。

学生時代音声学の先生が「昔は正しい日本語、と言えばNHKを聞けばいい、と断言できたんだけど…」とおっしゃっていました。

最近はテレビだとキンキン声が耳についてチャンネルを変えることもあります。地声で話している人って少ないなーと思いつつテレビを見ています。

投稿: coach-murakami | 2007年6月26日 (火) 21時00分

いやぁ、ホンマ、テレビを「時計代わり」にできない時代ですね。耳障りで・・・・
 NHK「おはよう日本」の女性アナウンサーは、ニュースアナウンスでは地声なのに、「つぎはスポーツです」などの「地の語り」が裏声で、なんとも耳障りです。

 裏声って、聞いているほうも疲れますね。
 平井堅・森山直太郎の歌のように・・・

投稿: かせたに | 2007年6月27日 (水) 07時22分

お返事ありがとうございます。

男性も最近裏声で話している人、多いですね。地声と裏声を滑らかにつなげて発声する方法があるのですが、その辺りの声の出し方がうまくできて人が多いので余計聞いていて疲れます。

そもそも裏声というのは声帯を緊張させて発声します。そのため相手に緊張感を与えてしまうことがあるんですよね。

我が家の猫の鳴き声を聞いていても、裏声を使って発声しているのは緊急事態や家族を呼ぶ時です。反対にリラックスしていたり、喉を鳴らしている時は地声になります。

裏声を聞くと耳障りに感じるのは本能なのかもしれませんね。

投稿: coach-murakami | 2007年6月27日 (水) 11時02分

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