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2008年7月14日 (月)

動揺する関節

発達障害の人に会うとなぜか多く出会うのが「筋肉の緊張が低くて、関節が緩くて身体を動かそうとすると関節ごと引っ張られてしまうため、身体に変な力を入れて代償的な行為をする」というケース。我が家の場合、夫は男性の中ではそうかな、という程度ですが、私はとにかく全身がそんな感じです。

身体は妙に柔らかいのですが、身体を正しく使おうとすると途端に全身に力を入れないと身体を止めることが難しい。

実は人間は立つ、座るといった大きな動作を止めて何か作業しようとする際には身体を静止させるため、インナーマッスルをつかうのですが筋肉や関節がこんな状態だとこの動作自体がかなり大変なことだったりします。

肩関節だと普通の人にもけっこうあるようで、ちゃんと「動揺性肩関節」という診断名があるのです。ただし解説をよく読むと「中高生の女子に多い」と書いてありました。

…私、とっくに女子高生の年齢超えているんですけど、肩どころか全身の関節が動揺していますよ。

以前職場の理学療法士や作業療法士に相談して診てもらうと「こういう動きでも普通の日常生活が送れるんだね」と言われつつ、あれこれ知恵を絞ってもらっていましたが決定打が得られずにいました。病院勤務の頃は理学療法士や作業療法士、リハビリのドクターたちに苦笑されつつ「どうしてそんな動きをするの!?」「ある意味器用だよね」と突っ込まれていました。

職場の親睦会でボーリングを2ゲームほどやっただけで手首が腱鞘炎になって肩も少し痛めてしまい、診てもらった理学療法士から「ボーリング禁止令」を言い渡されたことも。

その後縁あって現在のトレーナーに出会い、地道なトレーニングをすること3年。ようやく右の肩関節以外は動揺がだいぶ減ってきました(そうは言っても普通の人と比べるとまだまだ動揺していますが)。関節や靭帯を強くするのは無理なので、結局関節周囲の細かい筋肉を地味~に鍛えるしかないんですよね。しかも普通の筋トレだと関節が引っ張られてしまうので本当に負荷も軽いものしかできず、筋肉が安定するまでかなり時間がかかりました。

世の中「だらけているのは気合いが足りない!」という風潮ですが、こんな事情がある、何より本人も苦労していることをもっと教育関係の人たちに理解してほしいと思っています。

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