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2011年8月20日 (土)

フィンランド特別支援教育視察(その1)

フィンランド特別支援教育視察(その1)
以前NHK教育「ハートをつなごう」で共演した月森久江先生からお誘いを受けて8月19日から28日まで北欧へ出かけておりました。全国から30人ほど集まり(主に学校の通級指導教室や特別支援に携わっている先生たちです)、大所帯で行ってきました。

目的はフィンランドの特別支援教育視察。PISAの学力調査でもトップの成績のフィンランド教育。児童の1/3程が何らかの形で受けているという特別支援教育が大きな鍵を握っているということなので、事前に本を読んだり、NHKBSプレミアムの北欧特集を見てフィンランドの風土や教育方針などをにわか勉強して行きました。

日本でフィンランドというとアニメにもなったムーミン、マリメッコといったテキスタイル、ノキアなどのIT企業、アアルトといったデザイン家具が知られていますが、実はサウナもフィンランド語。

森と湖の国でもあり、自然豊かな国でどんなふうに子どもたちが教育を受けているかをみられるのはなかなかない機会なので、寒さや時差といった心配はありましたが、主治医の許可を得て思い切って行ってみました。

コペンハーゲン経由で乗り換え待ちをしましたが、前日まで猛暑だった日本とは打って変わっての涼しさ。日中でも18度位しか気温が上がらないし、夜9時近くまで太陽が沈まないという状況に戸惑いながら日付が変わる頃ホテルに到着しました。

翌日はヘルシンキを観光。午前中はバスで主な名所を回りました。この日はちょうどヘルシンキマラソンの日で、ちょうどその準備もあってかバスが集合場所にいなくて男性メンバーが手分けして探すといったハプニングはあったものの、ガイドさんの説明を聞きながらあちこちぶらぶら。マーケットには日本ではあまり見かけないベリー類がたくさん売られ、買った先生方から「味見していいよ」と言われて何種類もいただきました。

昼食後午後は同室になった人と街を散策。ムーミンショップで姪っ子から頼まれたフローレン(姪っ子は「女の子ムーミン」と言っていましたが)のぬいぐるみを無事購入しました。絵葉書も色々あったのでこちらもお土産に。日本にもムーミンショップはありますが、ぬいぐるみや絵も原作のものに近い感じです。

その後は以前見た映画「かもめ食堂」のモデルになったお店へ行き(残念ながら定休日でしたが)、ヘルシンキマラソンの折り返し地点で走っている選手を応援したり、デザインショップを見て、アアルト設計のアカデミア書店を物色してお茶して…と随分街を歩き回りました。

途中偽警官らしい人にも遭遇して少しビックリしたものの、幸い何事も無く切り抜けられましたが、その後問題発生。なんと夕飯に訪れたレストランに携帯電話を忘れてしまい、後日日本に送ってもらうことになりました。やはり久々の海外で注意が低下していたようです。フィンランドでは使えない機種であちらでは目覚ましや防水カメラ代わりに使おうと持ってきていたものだったため、翌日日本にいた夫に連絡して回線を止めてもらう手続きをしてもらいました。

(その携帯電話も2日後無事見つかったと連絡があり、海外ではかなり運がいいと添乗員さんにも言われましたが、本当にその通りですね。色々な方にご迷惑をおかけしましたが、お陰さまで帰国後手元に戻りました。ありがとうございました。)

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コメント

事前ですが、一つ質問をします。

かつてフィンランドの特別支援教育を視察
した方から、「インクルージングは日本の方
が余程進んでいるよ」と聞いた事があるの
ですが、そこのところは現場を見て来てどの
様に感じましたか?

投稿: スカラベ | 2011年9月12日 (月) 02時16分

早速のコメントありがとうございます。

お話された方がいつ、どこで視察されたかで少し状況が異なるようです。

現地の先生方の話ではこの10年間でフィンランドの特別支援の体制はかなり変化したそうです。特別支援の学校を廃止して地元の学校の中に支援級や通級クラスを作り、専門スタッフを配置して状況に応じた対応をするという姿勢に変わってきています。

ユヴァスキュラ市のあとにトゥルク市にも行って来ましたが、同じインクルージョン教育を目指していても細かいところで違っていました。

その3のところで様子を少し書かせてもらいましたが、私は見てきてフィンランドの方が随分進んでいると感じました。

私がいいな、と思ったのは学習につまづきのある子どもの存在を通常級の先生たちも当たり前の存在として認めている姿勢です。これこそがインクルージョンには必要なのかな、と感じて帰ってきました。

投稿: coachmurakami | 2011年9月12日 (月) 18時46分

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